前回、順調だった公文をやめてRISUを始めるまで。公文をやめる編。で公文をやめる事になった経緯を書きました。この時点では実際やめてないんですが、先生には次男の算数を月末でやめる事を伝えました。継続するよう長々と説得されますが、もう心は決まっているので押し通します。
その後タブレット教材を一日かけてメジャーな物からマイナーな物まで調べました。各社差別化をしようと努力していますが、いかんせんほとんど同じです。演出の大袈裟度と教科数以外はせいぜい紙に書くかタブレットに入力するかの差位しかありません。しかも学研とか大手が撤退していたりサービスの継続性も心配しないといけない。
そういう時に安心出来るのが〇〇満足度1位!とか会員数1位ですね。必ずしも内容と比例しないですが、1位を取るのはそれなりの理由があるはずです。という事で一つ目は各サイトで1位で紹介されているジャストシステムのスマイルゼミを選択。一度やった所は後日下の子が再利用できるというので、長男用に小学1年生コースで申し込みました。
スマイルゼミの売りは幅広い科目数と英語の発音勉強、そして質のいいタブレット。実際に使ってみた感じこの3つが売りだと思います。対してダメな点は教科書準拠と冗長、そして無駄な演出。
それぞれ簡単に説明します。
幅広い科目数
英語・算数・国語以外にも計算ドリル・漢字検定・プログラム・読書感想文・夏休み研究など幅広いまさに小学校の授業が詰め込まれています
英語の発音
特にイントネーションに力を入れており、実際の発音との差を視覚的に見せてくれます。子供でも理解できるこのシステムはすばらしい
質のいいタブレット
RISUのタブレットはペンでも手でも画面に触れるとタッチしたと認識されますが、スマイルゼミはペン以外が触れても認識されず、手を画面につけながら入力というごく普通の書き方が出来ます。
教科書準拠
毎月やる量は決まっており、全部終わるとそこで終了です。先に進めません。
冗長
何もかもが手間がかかります。公文なら紙にサラサラかいてどんどん進めるのにスマイルゼミだと入力に手間がかかって子供が嫌がります。
無駄な演出
英語で聞こえた物を画面から探すという問題があるのですが、Appleというからテーブルの上を探してたらお母さんのスカートの柄だったり、どうしても見つからないと思ったら残り5秒でいきなり現れたりイライラさせられました。
総合力はいいと思うのですが、どうにも好きになれませんし、子供も興味を持たないのですぐに返品しました。返送料のみで試せるシステムで良かった。
次に試したのがRISUキッズ。りすー(理数)と読むと思っていたら動物のリスと同じでした。イメージキャラクターも動物のリスです。これは算数特化。算数しかやってくれません。その代わり算数は行ける限り好きなだけ進めます。進めた数だけ課金されます。まさにやる気のある人がやってくれ!というシステムですね。口コミの批判もこの独特な課金システムへの不満でいっぱいです。逆にそれ以外の不満が少なかったのと1週間体験キャンペーンをやっていたので試してみました。
RISUのメリットは簡単なシステムと先生動画、そして好きなだけ進める。デメリットは質の悪いタブレットと幼児対応ですかね。それぞれ説明します。
簡単なシステム
算数しかないので操作は簡単です。すぐに慣れます。大袈裟な演出もなく、基本問題を解く事しか出来ないので集中出来ます。入力方法も単純で複雑なスマイルゼミより次男に合ってます。
先生動画
問題を進めると定期的に先生からの解き方動画が送られてきます。次男はこれが目的で問題を解いています。「まだ来ないかなー?」なんて言いながらひたすら解いてます。同時に親のメールにも進捗と共に届きますので出先で「お、やってるな(^^)」となれます。
好きなだけ進める
やはりこれが一番大事ですね。天井を決める必要はありません。
質の悪いタブレット
次男は左利きです。そして左手の真下に「答え合わせ」ボタンがあります。ペンで入力していても左手が画面につくと「答え合わせ」開始。不正解!となります。スマイルゼミはペンしか認識しなかったのでこの点は残念。次男は常に手を浮かしながら入力しています。また度々勝手に画面がついて気がついたら電池残量0という事件が起きます。充電してもなかなか電池残量数値が変わらないので今%なのかわからないのが不満です。
幼児対応
年中から対応なだけあり、問題が読めない子用に問題読み上げ機能があります。なのに各種ボタンは漢字です。「答え合わせ」「解説を見る」「Stageを選ぶ」「最初に戻る」。すぐに場所で覚えるからいいのですが、いまいち心配りが足りない。
とはいえ次男が気に入ってくれたようなので、このまま続けてみようと思います。
次回、順調だった公文をやめてRISUを始めるまで。RISU始めました。に続きます。